人間ドックと筋肉トレーニング

人間ドックの検査項目の中には、運動後に数値が上がるものがいくつかあります。大阪マラソンで42.195kmを走った翌日にある病院の臨床検査技師さんが検査してみると、CKが5000U/Lを超えました。基準値は男性の場合50~230なので上限の20倍以上となっています。ASTが150超え(基準値は(10~40)、ALTが50U/L(5~45)、LDHが350U/L(基準値は120~245)でした。

激しい運動をすると、筋肉細胞が壊れて血中に流出します。そのため、筋肉の酵素を含むCK(CPKと表記されることもあります)やAST(GOT)が上昇します。CKは運動後3~5時間くらいで上昇し、上限の20倍となる事もあります。ASTは上限の3倍くらいに、LDHは2倍くらいに上昇します。

人間ドックの前日にフルマラソンを走る人はいないと思いますが、フィットネスクラブでいつも通りに何キロか走って汗を流した程度や、何キロか泳いだ程度、筋トレをいつものようにやった程度でも、これらの数値が上昇することがあります。また、検査の前夜に会食があり、たくさん飲酒してしまったからアルコールを少しでも抜こうと、朝から走ってたっぷりと汗をかいて、そのまま検査機関へ直行される方が時々いますが、軽い脱水状態となり、赤血球やヘモグロビンが多くなったりカリウムが少なくなったりすることもあります。人間ドックの前日や当日の朝は、運動は控えたほうがベターです。医師は、検査データを見れば、運動の影響である事は察しがつきますが、アスリートの方や検査前日や当日に運動をして、これらの数値が高かった方は、運動をした旨を医師にお伝えください。

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